県美ギャラリーライブ

青森県立美術館で開催された矢野顕子さんのライブに行ってきました!申込み総数1501人ですって、結構な倍率、よく当たったわ・・・

会場はシアターでも、アレコホールでもなく、展示室C(矢野さんのご要望だそう)

作品とピアノが驚きの距離、そして客席も近い、近すぎる(しかも、2列目でした)

照明をかなり落としていたので、はじめ気付かなかったのですが、奈良さんもいらっしゃってました

ライブ自体は無料で当日の展覧会観覧券が必要、譲渡不可で本人確認あり、という条件だったせいか、最前列に3つ空席があって勿体なかったです、インフルエンザも流行ってますからね、来られなかった方も悔しかったろうに

黒地に黄色や白の花柄のワンピース姿で現れた矢野さんは青森育ち(生まれは東京だそうです)、現役のネイティブ津軽弁(笑)

ちょっとファンキーな『津軽海峡冬景色』、奈良さんの展示を観て、さっきコードだけ作ったという曲に、歌詞(と思われる)をその場で書き込んで、出来立てホヤホヤを披露、生で聞く『ラーメンたべたい』何もかもが感動でした!

合間のお話も面白くて、会場は終始和やかな雰囲気

奈良さんが美大生時代に描いた『カッチョのある風景』を見て『画家みたいだね』と失言してしまった、というお話には『画家になる前だから』と奈良さんからフォローが入ったり

『カッチョのある風景』

『カッチョ』とは、冬の偏西風から家屋を守る高い塀のことです、弘前ではあまり見ませんが、西北津軽では今でもよく見ます

アンコールにも応えてくださって、予定より15分ほど延長してライブ終了

展示室Cは、白と土色の壁が混ざる、冬の発掘件場のような空間で、独特の雰囲気を醸し出すお部屋です

奈良さんの作品に囲まれて演奏したいという、矢野さんたっての希望で実現した特別なギャラリーライブ

楽しい夜をありがとうございました

 

11月30日から販売が開始された公式カタログ、厚い!(2.5cm)これから読みまーす