私が美術館や博物館を観覧するときの楽しみのひとつが、キャプションです
学芸員さんの作家への愛が込められていているラブレターだと思っていて、見る側にとっては作品の秘密の宝箱のようなもので、作品を見るのと同じくらいワクワクします(キャプションがない作品は寂しくて仕方ない)
撮影可の展覧会は、作品よりも沢山のキャプションを撮ってきています、むしろ絵画は殆ど撮らないし、ガラスのある額装のものはよっぽどでないと写さない(反射して綺麗に撮れないし、図録を買うことが多いので)
今回の志功さんの版画は今だかつてないほど写しましたけど(版画だから)
たくさん撮った中からほんの一部ですが(見たい需要はないかもしれませんが)
図録にも同じ内容があるとは限らないので、気になるキャプションは全部撮ります
はじめに作品を見て、キャプション写して、キャプション読んで、もう一度作品見て、の繰り返し、が楽しい
キャプションを撮ると、読んでいる時間その場所を占領しなくていいし、スマホなら手元で拡大してゆっくり読める(←中高年にはこれも大事)
ただの美術好きの素人なので、知らないことばかり、キャプション様様なんです
以前は撮影可の展覧会は、写真を撮るのに出来る人だかりや、順番待ちみたいな状態が嫌で嫌で、撮影許可しなきゃいいのに、なんて思っていた時期もありましたが、キャプションを撮れる楽しみを発見して、撮影可も悪くないな、と思った次第です
ま、解るとかわからないじゃなくて、作品と向かい合うことがいちばん楽しいことなんですけどね
以上、私の美術観賞法でした!(参考にしなくていいよ)